薬剤部に就職希望の新卒薬剤師の方へ
「就職するなら、やっぱり、まず、病院でしょう!」
「時代に取り残されないためにも、やっぱり、小さな病院でしょう!」
「これからの目玉、在宅・地域連携やポリファーマシー対策を学びたいのなら、
やっぱり、病院でしょう!」
「専門薬剤師になりたいなら、まず、中小病院でしょう!」
Q:「なぜ、就職が病院でなければならないのか?」
A:「薬剤師として身に付けなければならない必要とされるスキルが、全て病院にあるから。」
「注射やカルテ、検査値の解読の知識がないと在宅チーム医療はできません。」
- 処方せん薬の調剤技術
- 注射薬の調剤技術
- 服薬指導
- 多職種とのチーム医療
- カルテの見方
- 検査値の見方
- 消毒薬の使い方
- 感染対策の技術
- 栄養評価
- 褥瘡の対応
- 経管栄養関連の技術
- 簡易懸濁法の技術
などなど・・・・・・。
Q:「なぜ、中小病院が良いのか?」
A:「現在の大病院は急性期中心の医療が行われており、平均在院日数は10日前後と非常に短くなって
います。このような短期間では薬学的管理を行う為の時間が足りません。中小病院は慢性期中心の
医療がメインで、在院日数が長いので、処方変更後の状態などを評価する時間が十分に持てるという
メリットがあります。
特に小さな病院なら、短期間で全ての薬剤師業務に関われます。
つまり短期間で、ジェネラリストになれるからです。」
Q:「私は専門薬剤師の取得が希望なのに、なぜ中小病院に就職するほうが良いのですか?」
A:「専門薬剤師は5年の実務経験が求められますが、これはジェネラリストであることが条件だからです。
新人の場合、5年間の実務経験でジェネラリストになるためには、あらゆる診療科や救急が混在する
小さな病院が最適な環境だから。」