教育と研究施設として
薬学教育の6年制が平成18年4月よりスタートしましたが、現在臨床の現場や実務の中から問題点や研究テーマを見つけ実力を発揮したいと考えている薬剤師が多く見受けられます。
当院は177床であり、まさに医療現場に密着した業務、研究活動を行うには最適な環境です。さらに出身大学や社会人大学との連携をとりながら研究する環境も整えてあります。
現在、徳島文理大学や簡易懸濁法研究会をはじめ、近辺に限らず他の病院との共同研究などを行っています。平成24年度の業績としては、日本薬学会、医療薬学フォーラム/クリニカルファーマシーシンポジウム、日本病院薬剤師会関東ブロック学術大会、日本医療薬学会、茨城県薬剤師学術大会などで発表を行いました。
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研修・実習施設として
医療薬学の領域は大きく変化し、またその範囲も格段に広がっています。患者さんのニーズ、または患者さん本位の医療を最優先し、なおかつ質の高い医療の提供といった社会的要求に応えるためには、医薬品の研究から医療現場における実務的業務までの横断的な連携が必要になります。大洗海岸病院は、薬剤師のための業務・教育・研修・実習施設でもあります。
【日本医療薬学会研修施設認定証】 |
【日本医療薬学会指導薬剤師委嘱状】 |
【認定実務実習指導薬剤師証】 |
【日本医療薬学会薬物療法専門薬剤師研修施設】 |
【日本病院薬剤師会認定 指導薬剤師認定証】 |
【日本病院薬剤師会認定 指導薬剤師認定証】 |
【認定実務実習指導薬剤師証】 |
【医薬品安全性指導者証】 新井 克明 日本医薬品安全性学会 |
業務
当院の業務は他施設からも注目されており、取材なども多く依頼されます。177床は、医師を中心に他の医療スタッフと密接な連携をとりながらチームで働くのにちょうど良い規模ではないかと考えています。
バラエティーに富んだ生の治療を体験できます。スタッフは決められた一部の部署で業務を指示によりこなすのではなく、薬剤師業務の全体に関与することができ、自分たちが現場で不足している業務を考えながら提供していくことで実力と自信・問題解決能力を短期間に身につけ、臨床の現場で役に立つ薬剤師として育っています。