介護職員等特定処遇改善加算
介護職員等特定処遇改善加算について
１．介護職員等特定処遇改善加算について
介護職員の処遇改善につきましては、介護職員処遇改善加算の充実を図ってきたことに加え、令和６年６月以降、処遇改善に係る加算の一本化により、当法人におきましても当該加算の算定をしております。
算定をするにあたり、以下の要件を満たしている必要があります。
２．介護職員等特定処遇改善加算の算定要件
- 処遇改善加算Ⅰ～Ⅴのいずれかを算定していること
- 職場環境要件について、「資質の向上」「労働環境・処遇の改善」「その他」の区分で、それぞれ１つ以上取り組んでいること
- 賃金以外の処遇改善取組内容の「見える化」を行っていること
介護職員等特定処遇改善加算も含めた、処遇改善加算の算定状況や、賃金以外の処遇改善に関する具体的な取り組み内容を、介護サービスの情報公表や、事業者のホームページを活用する等、外部から見える形で公表することも可能であることが明確になっています。
３．賃金以外の処遇改善の取組について
①加算算定状況
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介護サービス種別名 |
処遇改善加算（新加算） |
| 介護医療院おおあらい |
入所 |
加算Ⅱ |
| 短期 |
加算Ⅱ |
| 介護老人保健施設おおあらい |
入所 |
加算Ⅱ |
| 短期 |
加算Ⅱ |
| 通所 |
加算Ⅱ |
②職場環境要件
各介護サービス事業所では、賃金以外の処遇改善について、下記の通りの取組を実施しております。
| 区分 |
職場環境要件項目 |
当法人としての取組 |
| 入職促進 |
- 事業者の共同による採用・人事ローテーション・研修のための制度構築
- 他産業からの転職者、中高年齢者等、経験者・有資格者等にこだわらない幅広い採用の仕組みの構築
- 職場体験の受け入れや地域行事への参加や主催などによる職業魅力度向上の取組に実施
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- 採用・異動は、各事業所の人員数・状況を鑑み、法人人事が一括して行っています。また、通常の採用活動に加え、職員からの紹介制度を創設しています。
- 無資格でもいい職種については、年齢・経験等にはこだわらない求人票を作成しています。
- 地域中学校・高等学校職場体験では多職種を経験してもらうように計画し受け入れています。
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資質の向上や
キャリアアップに
向けた支援 |
- 働きながら介護福祉士取得を目指す者に対する実務者研修受講支援や、より専門性の高い介護技術を取得しようとする者に対する喀痰吸引、認知症ケア、サービス提供責任者研修、中堅職員に対するマネジメント研修の受講支援等
- エルダー・メンター（仕事やメンタル面のサポート等をする担当者）制度の導入
- 上位者・担当者等によるキャリア面談など、キャリアアップ等に関する定期的な相談の機会の確保
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- 各種研修の受講支援及び費用を法人にて負担しています。
- 勤務シフトを考慮し職員が研修や講習を受けやすい環境を整えています。
- 新人・新卒職員については、新人教育担当者が付き指導しています。また、年に数回、新人向け研修カウを実施しています。
- 各部署の責任者・人事担当者等による面談など、キャリアアップに向け定期的な研修や相談等を実施
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両立支援・
多様な働き |
- 子育てや家族等の介護等と仕事の両立を目指す者のための休業制度等の充実、事業所内託児施設の整備
- 職員の事情等の状況に応じた勤務シフトや、短時間正規職員制度の導入、職員の希望に即した非正規職員から正規職員への転換の制度等の整備
- 有給休暇が取得しやすい環境の整備
- 業務や福利厚生制度、メンタルヘルス等の職員相談窓口の設置等相談体制の充実
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- 育児休暇・介護休暇の規定を定めており、取得しやすい環境を作っています。
- 法人内に託児所を設置しています。
- 職員の希望により、非正規職員から正規職員への転換を柔軟に対応しています。
- 有給休暇取得推進を積極的に行っており、半日単位での有給休暇取得制度を策定し、取得しやすい環境を整備しています。
- 年次健康診断・ストレスチェックを実施し、相談希望書は相談窓口に予約をする体制をとっています。
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腰痛を含む
心身の健康管理 |
- 介護職員の身体の負担軽減のための介護技術の修得支援、介護ロボットやリフト等の介護機械等導入及び研修等による腰痛対策の実施
- 短時間勤務労働者等も受診可能な健康診断・ストレスチェックや、従業員のための休憩室の設置等健康管理対策の実施
- 事故・トラブルへの対応マニュアル等の作成等の体制の整備
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- 特殊浴槽、スライディングボード、スライディングシート、介助用ベルトを導入し、職員の腰痛対策を実施しています。
- 腰痛予防モデル施設研修に参加しています。
- 全職員対象の健康診断（夜勤職員は年に2回）ストレスチェックを実施しています。
職員休憩室を確保しています。
- リスクマネジメント委員会を設置し、多職種職員の参加により、ヒヤリハット、事故報告の集計・分析をし、事故の再発防止・未然防止について検討しています。
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生産性向上のための
業務改善の取組 |
- 高齢者の活用（居室やフロア等の掃除、食事の配膳・下膳等のほか、経理や労務、広報等も含めた介護業務以外の業務の提供）等による役割分担の明確化
- ５Ｓ活動（業務管理の手法の1つ。整理・整頓・清潔・清潔・躾の頭文字をとったもの）等の実践による職場環境の整備
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- 定年退職後、本人の希望により継続雇用する制度があります。
- 毎月衛生委員会を実施し、各部署をチェック（整理・整頓・清掃・清潔）し、職場の環境を整備しています。
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やりがい・
働きがいの醸成 |
- ミーティング等による職場内コミュニケーションの円滑化による個々の介護職員の気づきを踏まえた勤務環境やケア内容の改善
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- 毎朝ミーティングを実施し、情報の共有化を図っています。
- 月1回フロアごとにミーティングを開き、情報共有を徹底しています。
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